fc2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

シロウが心配です。

12日に、サクラちゃんを洗いました。

これまでは、1週間毎にシャンプーしていましたが、皮膚の状態も良くなってきたので、少し間をあけて、10日毎にしてみました。
8D60362C-42B0-49ED-8DF7-689731B35F8D_202401171612448d3.jpg
マイクロバブルに入っても、お湯が汚れが出なくなりました。

そして、手足の毛も伸びてきて、身体の毛は換毛で大分抜けました。
喉と胸以外は、普通の柴犬のような毛をしていました。

こんなに早く、皮膚の状態も良くなるなんて・・・さくらちゃん、本当に、素晴らしい回復力です。
今度のシャンプーも10日後、22日です。


そして先週は、コテツも洗って貰いました。
E1F2582D-424F-486C-9436-40BB6A89E96C.jpg

寝ているような状態で、マイクロバブルに入っていました。
頑固爺さんは、シャンプーの間は、ずっと『ワンワン』と鳴き、怒っていました。

88949.jpg
シャンプー前・・「これで最後のシャンプーになるかも知れないな」なんて言っていましたが・・

シャンプーが終わると「何言ってんだか、、こんなに元気じゃ、まだまだだよ」と言われました💦
88948.jpg
大分、足も弱り、年を重ねたっぽくなってきましたが、なんとか頑張っています。




そして、シロウ君の細胞診の結果が出ました。

先日の膀胱粘膜の細胞診断検査は「移行上皮癌の存在が疑われる。」との回答でした。
検体中に{変異BRAF遺伝子}が検出されていて、移行上皮癌の可能性が極めて高いそうです。
S__70696975-tile.jpg

移行上皮癌となると、使う抗がん剤は当初予定していた点滴ではなく、内服薬になるそうです。
その内服薬は、分子標的薬で、やはり、相当、高価なものです。

この内服薬は腎機能が悪いと使えないので、シロウにはすぐには使えません。

検査センターに出した血液検査では、腎機能低下が確認されているからです。
トレーナーさんが受診してくれた際の血液検査では、腎機能は維持されていたのですが・・・。

13日に急遽、シロウを診察に連れてきていただき、診察を受けました。
今回、院内の血液検査の結果、腎臓の数値は変らず、悪いままでした。

腎機能の改善のため、トレーナーさんに、毎日の皮下点滴をお願いすることになりました。

そして、別の問題、股関節も再脱臼です。
全身麻酔下での整復固定が必要なのですが、これもまた、腎機能が悪すぎて全身麻酔をかけることができません。

1F917EEF-D5DA-4785-8FEF-F7F427F79855.jpg

さらに問題なのは、著しい体力の低下と衰弱、栄養不良です。
極度の食欲不振と消化不良があり体重低下も著しく、前回の受診よりも、更に、痩せてきていました。

先生からも「今は体力を付けることが、何より優先事項です」と言われました。

本来ならば、腎機能を考慮したフードが必要な状況ではありますが、下痢症状もある為、脂肪が多い腎機能をサポートするフードも、避けなければなりません。
食欲不振もあるので、今は、何でもいいので、食べるものを与えてください、と先生から言われました。

美味しそうなウエットタイプを色々と送り、試して貰いましたが、ウエットタイプのフードを食べつけていないせいか、全部、好みではない様子だったそうです。

まずは、体力をつけなければ、です。
鳥の胸肉なども試していただくようお願いしました。

88610.jpg

今回の癌治療の目的は、延命ではありません。
癌の進行により、安楽死を考えなければならない耐え難い苦痛のある状況を回避する目的の治療です。

癌細胞が大きくなり、尿道をふさいでしまわないようにしたい。
また、全身麻酔をかけられるようになって、股関節の整復固定もしたいのです。

今は、一日も早く、安定して食事が摂取できるようになり、体力を取り戻し、様々な治療ができるようになって欲しいです。

ドライフードは、小粒が好きだというので、美味しそうな物を数種類、チョイスし、購入しました。
89676.jpg
選り好みもありますが、何か、好きなフードが見つかると嬉しいです。

全く食欲もなかったのですが、毎日の皮下点滴のお陰でしょうか・・・昨日は、ドライを1カップ食べたそうです。

以前は食器から食べていたとのことですが、今は、手からしか食べなくなったそうです。
甘えもあるのでしょうか・・・手をかけて貰っているのが、嬉しいのかな。

仔犬のころに、抱っこしてもらったり、撫でてもらって可愛がられた・・・そんな手のぬくもりが、シロウの記憶のどこかに残っているのかもしれません。
それにしても、こんな体調の時に、安心して身を委ねることができる、ずっと一緒に暮らしてきた人の温かい温もりがないなんて・・・

でもね、シロウを心配してくれる人は、たくさんいるんだよ!頑張ろう。
ADF8A87A-EB13-409F-ADEB-73C5F3A51951.jpg

毎日、忙しいでしょうけど、トレーナーさんが親身にシロウの事を気遣ってくれて、本当に有難いです。
シロウは、ケージ生活ではなく、フリーな状態で、世話をしてくれています。

あのままセンターのケージの中で一人苦痛に耐え、病状の悪化を受け止めなければならなかった。
そんな、最悪の状況からは救い出せたのだから、それは、本当に良かったと思っています。

今更、焦っても仕方がありません。
できる事を着実に進めていくしかありません。

| 犬&猫 | 02:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

遅くなりましたが、シロウ君の結果です。

また、前回の更新から1週間が経ってしまいました。
IMG_8629.jpg
ゆづが、とっても大きく見えますね💦って、最近、ちょっとポッチャリ?してきたかな・・・。。


そのゆづも含めて、猫たちは、モモちゃんには、一目置いているのですが・・・
E86DB51A-81B5-4043-8CCB-8D8F1B299A5B.jpg

チビ太には、全く気を遣いません。
ゆづ君は、チビ太のケージが好きでよく入り込むのですが、チビ太が戻っても、居座ります。

09C49561-0E83-4F7F-8191-AD5B08FD53EF.jpg
体当たりしようと、頑として退こうとしません。
仕方なく、チビ太の方が、出てきます。

我が家でのチビ太の序列は、最下位なのでしょうか・・・。


さて、5日の受診の様子と結果のご報告です。

まずは、キッキ・・・。

ステロイドの投与で大きな変化はありませんでした。
88608.jpg
白血病や心筋症、そして12歳と10か月という年齢を考えあわせ、外科的な対処は考えていません。

経過を追って対症療法的に対処していくことにしました。
88875.jpg
とりあえず、現時点で排尿の機能は維持できているので、特別なことはせずに経過を見ることになりました。
2週間おきに診察に通院することになりました。



そして、シロウくん。

トレーナーさんが八王子からこちらまで連れてきてくださいました。

待合室に入った途端、病院だと判った様子で、出入口のほうばかり見ていてソワソワしていました。
88873.jpg

キッキ診察の前に、シロウにエリザベスカラーを付けました。
ADAFF49D-F211-4301-B4B4-8E24E7484A56.jpg

高速道路が空いていて、早く到着したこともあり、予約より少し早く、診察室に呼んでくれました。
88872.jpg

問診、レントゲン、エコー、採血採尿、膀胱洗浄を行いました。
88868.jpg
自然排尿の採尿分とカテーテルの採尿もあわせて検査に出しますが、検体は多ければ多いほど細胞診ができる確率が上がるあがるとのことで、膀胱洗浄をした廃液も遠心分離機にかけ沈渣物を採取しました。

遠心分離機にかけた尿沈渣で癌細胞が少しでも採れていれば、遺伝子検査ができるので、それに期待しています。

エコーでは石灰化した前立腺がはっきりわかりました。
88871.jpg
石灰化は前立腺癌の特徴でもあるそうです。

膀胱内壁にもポリープ状のものとか、何か不鮮明なボコボコした感じのものが確認され、膀胱腫瘍も疑われるみたいです。
88614.jpg
前立腺が先か、膀胱が先かはわからないそうです。
全く、別物という可能性さえあり得るそうです。


そして、新たに判明したのが、関節の形成不全です。

センターに問い合わせをして聞いたのですが、仔犬のころ生後6か月で去勢手術、8か月でひざ膝蓋骨脱臼、通称「パテラ」の手術をしていたそうです。

子供のころは可愛がっていて、医療も十分、受けさせていたようなのに、10歳ころから突然、咬むようになったなんて・・
きっと、何かがあったのでしょうね。
だからといって、そこで、センターに連れて行くという流れは、私には理解できません。

120F68CA-68EC-42B3-B04F-2C759A7B2903.jpg

生後8か月でパテラの手術を受けているところから見ても、生まれつき関節が緩いのかもしれませんね。

股関節形成不全がある上に、関節周囲の筋肉もなくなってしまったため、脱臼しやすくなっていて、診察中にも脱臼してしまいました。
痛そうで可哀そうでしたがその場で、整復してもらいました。

プレビコックス等他の内服薬は、癌にも有効とのことで、昨年から始めているので、今回の痛みにも効きますが、アンチノールのサプリも追加しました。


本格的な癌治療は、1週間ほどでデータが揃うはずなので、それからです。
尿沈渣で何かしらの細胞が採れているといいのですが・・・


予定としては、3週間おきに静脈から15分ほどかけて抗がん剤の注射をします。
これが、1回10万円の費用が掛かりますが、効果は期待できるそうです。

毎回、連れてきていただくようになるのも心苦しいのですが、甘えさせていただき、お願いするしかありません。


EB68B603-2158-4AE7-93E8-1E6F4E26E473.jpg

シロウも不安げでしたが、保定してくださった看護師さんから「レントゲンは怖かったみたいでしたが、そんな攻撃性もなく、ちょっと怖がりな子達と同じくらいでしたよ」と言っていただきました。

診察の時も付きっきりで、トレーナーさんがなだめてくれていました。

これからはしばらく通うようになります。
慣れてくれるといいなぁ
88607.jpg

トレーナーさんには大分慣れてきている様子でした。
もちろん、私たちは「知らない人」です(笑)

検査結果が早く出てきて、治療が始まり、良い方向に向かってくれますように・・・。

| 犬&猫 | 18:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

新年早々、元旦の地震のニュースで、驚きました。
被災された皆様、心からお見舞い申し上げます。

非日常の体制であろう病院や公共機関で、一層、その場は混乱しているのでしょう。
一日も早く、心落ち着ける生活が戻りますよう、願っております。


テレビでは、新年とは思えないような、被災地のニュースが流れていますが・・

お陰さまで、我が家では、いつもと変わりない時間の流れの中、穏やかな、そして賑やかな、元旦の朝を迎えられました。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

WEB_winter_newyear_fuji_koma_2.jpg


元旦、朝の時間は、いつものように、カイくんのお散歩からスタートしました。
A7B705DB-4CBD-462B-946D-6A79E26CE796.jpg
以前はあんなに怖がっていたお散歩も、今では、あちらこちら寄り道し、楽しそうにルンルンと歩いています。
その姿を見ると、こちらまで楽しくなってきて、朝から得した気分になります。

コテツもあの後、けいれん発作はなく、のんびり過ごしています。

2日は、サクラちゃんの7回目のシャンプーをしました。
いつもはママさんが一緒に来ていましたが、今回、娘さんもご一緒でした。
DE7B90AE-F38F-4254-8305-8DBA73DE1E19.jpg
いつものように、マイクロバブルに入りました。
顔の毛も生えてきて、腫れもすっかり引きました。
足の毛も首回りもスリッカーブラシを使ってブローをするほどになったのは嬉しい驚きです。

サクラちゃんが、寂しい年末年始ではなく、温かな年越し、そして幸せな新しい年を迎えられて、本当に嬉しく思います。


そして、雄太は、預かって下さった方が、そのまま里親様になってくださいました。
S__yuta.jpg
マザコンの道をまっしぐらに突き進んでいるそうです。

昨年は、秋から年末に向けて、バタバタと保護やTNRが続きましたが、何とか乗り切ることができました。

それも、ミッチーさんを始め、皆様のお気持ちが私たちの背の後押しをしてくれて、保護に向けての一歩を踏み出すことができたのだと思います。

DSC03102.jpg

そして、保護っこたちが十分な医療を受けられているのも、皆さまのお気持ちのお陰です。

5日は、シロウ君とキッキの受診です。
保護っこたちが、穏やかに、こうして安心して過ごしていられることに、感謝しかありません。
本当に、ありがとうございます。


元旦早々の地震と2日の羽田の事故と、続く悲惨なニュースに日本中が心を痛めているように感じます。
せめて、これからのこの年、穏やかで幸せな一年となりますように願っております。
WEB_winter_newyear_kagamimochi_2.jpg

今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

| 犬&猫 | 01:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

今年も、お世話になりました。

令和5年も残すところ数時間で、終わろうとしています。
今年も、たくさんの方々にお世話になり応援していただきました。
そして、新しい出逢いもあり、そして別れもあった一年でした。

そんな中、コテツも18歳を無事に過ごし、年越しすることが出来そうです。
DSC03084.jpg
コテツの老化は、18歳5ヶ月を迎えた今、一気に進んだ感があります。

義母の通夜の日、12月26日の朝、いつものようにお散歩したのですが、帰宅後、突然、リビングで倒れ2~3分ほどのけいれん発作を起こしました。
前提疾患か・・・とも思ったのですが、なんだか違うような痙攣でした。
時間的にも、すぐに病院に連れて行くことも出来ず、電話で相談しました。

E41E6E23-8A35-4AFC-8A00-A848BA006F12.jpg

原因は特定できませんが・・・年末年始、病院がお休みなので、とりあえず発作時のお薬を処方していただきました。
私は、忙しくて動きが取れなかったので、代わりにKさんが、病院まで薬を取りに行ってくれました。

単発的なけいれん発作であれば良いのですが・・・
暫くは、目が離せません。

トイレも外派でかなり我慢が効くコテツでしたが、点滴をしていることもあり、マナーベルトや紙おむつを付ける必要も出てきました。
とはいえ、18歳をこうして過ごせていることに感謝です。


カイくんは、あんなに怖かったはずのお散歩なのに、余裕が出てきて、あちこちに寄り道をするように迄なりました。
39583E48-4574-4DFB-9DAF-BB410F1505F1.jpg
それどころか、こともあろうに・・朝など、マラソンをしている人や走っている犬に、自ら、走り寄るようなお茶目なことをするような余裕も出てきました。

まぁ、急な音には、、相変わらず腰を抜かしてビビり、、その驚き具合に、私もまた、毎回、驚いています。(笑)
FF3BC2B6-0221-4109-8655-17D05D4594AA.jpg
こんなカイくんですが、来年こそは、よいご縁があることを願っています。

ももちゃんも、食欲がなくなったりしていますが・・・
DSC03062.jpg
病的なものではないようで、適当に付き合っています。

チビ太君は年齢が不詳。
3E7C0F9A-A9CD-43FB-AE75-1A6F72A320A2.jpg
かなり高齢ということは察しますが、心臓弁膜症の手術を乗り越え、第2の犬生を謳歌しているように見えます。

来年のシャンプーはじめは、2日のサクラちゃん、そして、受診はじめは、5日にキッキとシロウくんです。

しろう君に何ができるのか。
私たちができる事は何なのかは解りませんが、くる年も今年同様、目の前のことに誠実に向き合っていこうと思います。

IMG_8637.jpg
そして、みんなが幸せな日々を過ごせることを心から願ってます。





今年もまた一年、皆さまの応援にご支援を頂き、乗り越えることができました。
保護っこたちへの優しいお気持ちに、心より感謝いたします。

65615506-3038-4759-9CD9-2A4C4A54A9C0.jpg

そして今年も、ミッチーさんをはじめ、カレンダーでご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます。
心より感謝しております。

来年も、皆さまにとって、穏やかで素敵な1年になりますように願っております。
どうぞ、皆さま、良い年をお迎えください。
winter.png

| 犬&猫 | 17:57 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

残念な2つの報告。

今年も後、残り少なくなってきたこの時期に・・・がっかりする事が判明してしまいました。
Kさんの所にいる黒猫のキッキと、先日、会ってきたばかりの柴犬のしろう君、どちらもにも、癌が見つかりました。

先日、お願いしてあった、シロウくんの健康診断のため、トレーナーさんが受診して下さいました。
そして、排尿の回数が多く、毎回、尿量も少ないことが気になることも伝えてくださったそうです。

シロウくんに、エリザベスカラーを付けてから、動物病院に、数時間預けて検査をして貰ったそうです。

血液検査に、レントゲン・エコー検査をお願いました。
結果、お腹にエコーを当てると前立腺癌で膀胱まで浸潤しており、膀胱が固くなってしまっていることが解りました。


87998.jpg

緊急の一報という感じの連絡でした。

尿道の圧迫がどの程度なのか、他への転移はどうなのかなどは、トレーナーさんからは確認できませんでした。

こちらの獣医さんに相談したところ、治療が可能な状況なのかも知りたいとのこと、資料を送って貰うことになりました。
血液検査の結果は、直ぐに、転送して貰いました。
見る限り、腎機能はそれなりに維持されているようで、尿閉への対処が急務とのことでした。

癌細胞の種類は何なのか、内科的な投薬治療の適応など、早急に調べたいところではあります。

まずは細胞診が必須で、今は、劇的に効く抗がん剤があるそうです。
が、、高額で、1日分が5000円、月に15万円かかるそうです。

効果が期待できるものらしいですが、連れてきて診察を受けさせる準備が必要です。

A14F529B-17C3-4CF2-83C3-B6BC2E2D9408.jpg

私事なのですが、義母の葬儀などがあり、27日までは身動きが取れずにいました。
年内は、どうにも動けません。

トレーナーさんに無理をお願いして、年明け5日に、こちらまで連れてきていただくことになりました。
こちらの病院の診察が5日からなので、混んでいるとは思いますが、病院にも無理をお願いしました。

年明け早々、しろう君には頑張ってもらわなければ、なりません。


こちらに引き取って、治療ををしたいところですが、居場所もありません。
そして、一番の問題は、今はまだ、シロウ君の足を拭くことができないし、口輪も付けることができないという事です。
87879_20231224080144447.jpg

食欲が今ひとつなく、トレーナーさんが工夫してくださり、色々なフードを試してくれて、今は食べるようになったとのことでした。

環境の変化に対応できていないからと思っていましたが、体調もあったのかもしれませんね。
今のところは尿閉塞にはなっていないようで、出し切れているか否かは不明ですが、それなりに排尿はできているようです。

進行するものであり時間との競争みたいなところもありますが、なんせ年末年始・・・気ばかり焦ります。



そして、キッキ。
生後か6か月で白血病キャリアと判明。
(猫の白血病とは人間のものとは全く別のもので、ウィルス感染症です。多くは2・3歳までには発症し、免疫不全で絶命してしまいます。)
肋骨に奇形はあるものの、呼吸に支障はありませんでした。

87996.jpg

ピッピと兄弟で、双方とも、3歳からは肥大型心筋症が判明、内服治療が始まりました。
数年前からキッキの腎臓の髄質と皮質の境界が不鮮明になり、ベラプロストが開始されましたが腎機能には問題なく過ごしていました。

何歳になっても、白血病の発症はなく、間違いかと3度も抗体検査をしましたが、強陽性でくっきりはっきり直ぐに出ました。(笑)
白血病キャリアで12歳を過ぎて心筋症もコントロールされ元気に過ごしているって、珍しい兄弟です。

10歳までは定期的に検診を受けていたのですが・・この2年は元気すぎて、うっかり、サボっていました。
そして、あと、3か月で13歳になるということもあり、先日、久しぶりに検診を受けてたところ・・・。

キッキの右腎臓に腎臓の大きさの1/4を占めるほどの腫瘍ができていました。
白血病がベースにあるので、腺癌というよりリンパ腫の可能性のほうが高いだろうとのことでした。


白血病キャリアの心筋症持ちのもうすぐ13歳。
87994.jpg

腎生検を命がけでする必要もないし、腎臓摘出などして残った腎臓1個が機能不全になったら、そこでアウトです。
腺癌かリンパ腫かで使う薬は真逆だそうで、そこまで踏み込んだ治療はしないことにしました。

何もしないほうが、結果的には長生きできそうにも感じたのです。

とりあえず、ステロイドを使って、腫瘍が小さくなるかを見て、アスパラギナーゼを投与するそうです。
これなら、悪影響はさほどなさそうなので・・

今のところ、血液検査は正常で食欲もあり、元気なので、ゆっくり付き合っていこうと思っています。




12月って、いつも何かしら大変なことが起きる月です。
ここにきて、また、バタバタしていますが・・・凹んでいる暇はありません。
いつもの通り、目の前のことに、淡々と向き合っていくだけです。


それにしても、シロウ君を引き取ることを決めて、本当に良かったです。
もし、あのままだったら、苦しむだけ苦しみ、安楽死のレベルになるところでした。

できる事は限られるだろうけれど、一緒に受け止める準備をしなければなりません。

私たちは、まだ、シロウ君に顔さえ覚えてもらっていないというのに・・・
そして、シロウ君のことも、まだ、詳しいことは解りません。

9DAB7D71-4818-4AB2-95FA-C5FF9F0305D9.jpg


11歳で、『咬むようになった」という理由で、飼い主に捨てられて・・・

咬むからなのか、センターでは誰にも引き取られずに、2年目に突入し・・・

引き取られた途端に、癌が発覚するなんて・・・一体、この子に何の罪があるのでしょう。

「グラウンドで、毎日、楽しそうに走っていますよ・・」と言うトレーナーさんの言葉には、救われます。
シロウ君には、少しでも幸せを感じて欲しいです。

| 犬&猫 | 01:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT