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動物愛護法と、ボタンさんの手術

気持ちのいい日差しが戻って来て、今日も清々しい朝のお散歩でした。
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雨が続いて、お留守が多かったアンも嬉しそうです。

が・・アンさん、明日の夜は、またまた雨の予報だよ・・・。

一方、賢いチワワ君は、アンの車椅子に轢かれないよう、気を付けて歩いています。
我が家の生活にも、すっかり慣れて、テ-ブルに乗るは、大ちゃんとガオガオ遊べるは・・なかなかのヤンチャ君です。
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大ちゃん・・・ますます顔が白くなって、また年取った感じが・・・。


この迷子のチワワ君、埼玉県で保護されたワンコです。
保護した方は、犬の飼育経験がなく困っていたので、私が引き受けました。

朝の散歩道、このチワワ君を見ていて・・・

「遺失物は3カ月の保管義務があるのだから、落とし物として、動物収容施設を造らないのは、法律違反なのではないだろうか・・」なんて、考えながら歩いていました。
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何故なら・・預かるところがないと、生き物に関しては「いのち」の保証がないのが日本の法律なので・・・

迷子犬は、警察に届けて、こちらでお預かりして3ヶ月は、拾得物の法律が適用されます。
そして「拾得物件預かり」なるものを書きます。

もし、預かる人もいなくて、警察署管内に収容施設がない場合は・・・
動物という拾得物は、保管場所がないという理由で・・・保健所かセンタ-に引き渡されます。

そこに関わった人間の裁量、気持ち?・・判断?・・・で運命が決まってしまうようです。

なぜなら、基準も決まりもないからです。
遺失物から、愛護法に切り替わる・・その基準も何もないのです。
法律での文章表現はされていないみたいです。

もし、このチワワ君・・・
保健所や愛護センタ-に届けられていたら、、動物指導センタ-に行ったとしたら、彼は、拾得物ではなくなり、ただの保護犬になてしまいます。
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警察から愛護センタ-に行った場合「遺失物法」から「動物愛護法」の管轄に変わる決まりです。

そして、センタ-や保健所に届けると「動物愛護と管理の法律」下に置かれ、各地域の対処法で対応されます。
東京都は犬の殺処分ゼロとされています。
このチワワ君は埼玉県で保護された子・・もし、引き取りの団体が居なければ、殺処分されたかもしれません。

傘でさえ、3カ月は保管されるのに・・・
この「いのち」は遺失物としてさえ扱われなくなるのです。

法律の下、動物は、生きているときは物。死んだら、ゴミです。

なのに、物以下の扱いになる・・・ってことでしょうか。
もしかしたら・・・落とし物の傘以下だということなのでしょうか。

保護した人が、その動物を警察から預かると「遺失物法」管轄で、遺失物扱いになり、3カ月はその人が保管しなければならなくなります。
「いのち」も遺失物法であれば3カ月は保管されて、愛護法の下では、殺処分になるなんて・・・本当におかしな話です。

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でも、日本国民の9割以上がこの法律を知らないと、、環境庁の人が言っていました。


実際・・・
暢気に構えていて「何時もは帰って来るんだけど、今回は、家の犬が暫く帰って来ない」と、埼玉の某保健所に来た方に会いました。
「昨日、処分されました」と言われ、茫然とし、肩を落として帰っていきました。
聞いていて、胸が痛くて・・いたたまれなくて・・・今も忘れられません。


拾得物は、どの県も同じはずです。
保管場所がありますから、捨てられません。保管施設が不足すれば作られるでしょうし、増設されるのではないでしょうか。

聞いた話しによると、動物の保管場所を設けていたり、保護してくれるボランティアさんと連携をとっている警察署もあるそうです。
が、犬猫は保管場所や預かり先がないと、唐突に動物愛護法管轄のセンタ-行きのようで・・・
遺失物法では、3カ月の保管義務、あるはずなのに・・・なんか変です。

以前の犬屋敷の時、現地にいる犬たちの保護のために、飼い主に使える法律は、狂犬病予防法と化成場条例違反でした。

正丸峠の動物の死体遺棄事件は、産業廃棄物処理法違反。

何よりも、私達が思い知らされたのは・・・
動物は「生きているときは、物。死んだらゴミ」という扱いが法律に記されているといことでした。

動物愛護の目的なのに・・・動物愛護と管理の法律は使えるものはありませんでした。
動物を守るために、動物愛護法は使えない・・・なんて。



さてさて、久保木さんにお願いしているボタンさん。
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先日、お伺いした時に、健康診断を含めた医療ケア-もお願いし、検査費用をお支払いしました。
ご支援下さった皆さま、ありがとうございます。

血液検査では肝臓の酵素の数値は少し高かったそうですが、おおむね問題はなかったとのことでした。
エコ-検査で胆泥も確認できましたが、年相応のものでした。

問題だったのは子宮蓄膿症です。
診断がつき、早急に、避妊手術をすることになりました。

カラ-を付けての検査だったそうですが、診察台であおむけにされた時に、まるで殺されそうなくらいの悲鳴をあげて抵抗したそうです。

これまで生きてきた10年の間、一度も病院で、そんな検査などしたことのないボタンちゃんです。
知らない人ばかりで、環境も激変し、病院という異空間で仰向けにされ押さえつけられたのです。

さぞ怖かったことでしょう。

もし、信頼している優しい飼い主がそっと頭を撫でて「大丈夫よ」とでも、声をかけてくれたのなら、少しは安心して身体をゆだねただろうに・・・。
こころが痛みます。

とはいえ、子宮蓄膿症が酷くなる前に気付き、手術ができそうで良かった。

あのまま、保護できずにいたら手遅れになってしまっていたのでしょう。
ボタン・・・もしかしたら、あなた、なかなか運が強いのかもしれないね。

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まだまだ、恐怖と不安の日々を過ごしているのだろうけれど、あと、2~3カ月・・・
人間もなかなか捨てたものじゃないって、人をまた信頼できるようになるよ!きっとね。

ボタン・・貴女にも、楽しい日々が待っているよ。
少なくとも、私達みんな、そう思っているから・・ね。







今年は、動物愛護法の改正の年です。
なんだか、パブリックコメントも、まだ、行われていないようです。
毎回、集めているパブリックコメントが、署名活動が、果たしてどれだけ活かされているのでしょうか・・・。
動物愛護法は、動物を守るために使える法律になって欲しいと思います。

法改正の為、署名を集めている団体さんも多いです。
知り合いの団体さんも ⇒署名← を集めています。
昨年の白血病の仔猫達も、先日のノルウェージャンMixの猫たちも、彼女からの連絡で引き受けた多頭崩壊の猫たちです。

避妊去勢を怠ったための多頭崩壊、アニマルホ-ダ-のボランティア崩壊も多くなっています。
犬や猫は、そこに置いておけばいい「ぬいぐるみ」ではありません。
可哀想だと引きとっても、一人では、限られた頭数しか、管理できないと思います。
飼育数の規制の導入や、第二種動物取扱業の規制強化は、必要だと思います。

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