大切なことは・・。
昨晩、「明日は、一日、お散歩お休みだよ。」なんて、アンに話しかけていましたが、、
ラッキーなことに、今朝は予報が外れ、雨の降りだしが遅くて、みんな、濡れることなくお散歩に行けました。

どうしても、アンの近くを歩きたくないチワ君は、可能な限り、大きく反対側に離れようとします。
お転婆娘は、シニア組には手に余るようです。
アンとチワワくんに、玩具を頂きました。

いなさん、いつも気にかけていただいて、ありがとうございます。
早速、アンは銜えて走り回っていました。

猫たちも、玩具に興味津々だったのですが・・そこは欲張りアンさん、2つとも自分の近くに置いて見張っていました。
ところが、、、ボ-ルはコロコロと転がり、欲張りアンさんが、メロンパンの玩具に夢中になっている間に・・・

ボ-ルを手に入れたタラオくんでした。
いつも、猫に対して威張っているアンですが、ぐぅちゃんの猫パンチは、ちょっと苦手なようです。
目をパチクリ・・・動きも止まります。
最近のぐぅちゃんのお気に入りの場所は、元々は、アンのお気に入りの場所でもあります。
何時もなら、強引な入り方をして、そこに寝ている猫を追い出すのですが・・

ぐぅちゃんのことは、追い出すこともなく、狭いベットにソロリと入り、遠慮がちに寝ています。
彼女たちの間の関係性は、それなりにルールがあるようです。
こんなに元気そうにしているぐぅちゃんなのですが・・・
実際は、腎臓と難治性口内炎の治療が必要で、定期的に通院をしています。
腎臓の数値が、少しずつ、そして着実に悪化してているので、腎臓の機能をフォローするフ-ドをあげようとしてはいるのですが・・・・。
ぐぅちゃんは、それは嫌いなそうで、食べてくれないので・・・困ります。
かといって、何も食べなければそれも困るので、やむを得ず、好きなフ-ドを混ぜたりするのですが、見事に腎臓サポ-トだけは残してくれます。

病院で、別の腎臓ケア-の食事のサンプルを頂きました。
何か食べてくれれば・・と思ったのですが、案の定、どれも食べません。
外でのノラ生活が長かった、グゥちゃんは、今でこそ、こうして室内で暮らしていますが、ずっと飼い猫だった子とは違います。
自分から甘えてきたり、撫でられたりもできるし、抱っこはできるのですが・・・人の動きに、とても敏感です。
何とか、薬も飲ませられますが、ちょっと抱き方を失敗すると、大暴れです。
できるものなら、自宅で皮下点滴をしたいところなのですが・・・無理でした。
腎臓の数値は悪いので心配ですが、ぐぅちゃんの寿命は、神さましか分かりません。
ぐぅちゃんらしく、残された日々を、そこそこノンビリしつつ、苦しまないで生きて欲しいと願っています。
そして、残念な報告です。
預かっていただいている、あやめちゃんが白血病を発症してしまいました。

悪性リンパ腫との診断です。
昨年の10月7日、3匹をI さんのお宅にお預かり頂き、もうすぐ1年になります。
この6月30日に、姉妹のなつめちゃんが亡くなりました・・
まだ、悲しみも癒えていないというのに・・・。
お預かり頂いている Iさんには、心身共に、そうとうの負担をおかけしていて、心苦しく思っています。
FeLV・・・白血病って、本当に切ない病気です。
研究も進んでおらず、治療法さえ確立していません。
あやめちゃんは、腎臓に負担がかからず、副作用が少ない抗がん剤を始めてはいます。
ですが、ベ-スに白血病があってのリンパ腫なので、難しいところがあります。
出来るだけ、楽に暮らして行けるよう、先生と相談しながらの対症療法で、QOLを維持できればと思います。
あやめちゃんにとっては、楽しんで過ごすことが、一番のお薬です。
今、あやめちゃんが、一番傍にいて見守っていて欲しいのは、Iさんと元気くんです。
I さん、元気くん・・・どうぞ、よろしくお願い致します。
なつめちゃんとあやめちゃん、そして、元気君。
この子達は多頭崩壊現場からの保護っこでした。
この時の多頭飼育の現場から保護された数十匹の猫たちの半数がFeLVのキャリアでした。

乳飲み子で、80gしかなかったこの3匹・・・
何度か、もうだめか・・と、気をもんだりしながら、ミルクをあげていました。
なかなか、体重が増えないのは、なつめちゃんでした。
もしかしたら・・・
FeLVの母猫から生まれていたのなら、母子感染である確率がたかい。
もし、白血病だったとしたら・・そう長くは生きられない可能性も高い・・。
そんな時、いつも考えていました。
葛藤もありました。
長生きできない宿命を背負っている仔猫達だとしたら・・・
私が今していることは・・・この子の為になっているのだろうか・・と、何度も自問自答をしていました。

そんな事を考えながらも、生まれてきて、ただただ、一生懸命、小さな体で、生きようとしているこの子達をみて、当然、生かす努力しかできません。気が付くと、頑張れ・・と言いながら、一日に何回も、ミルクをシリンジで少しずつ飲ませていました。
そんな事を考えるようになったのは、ある獣医師の言葉でした。
一昨年、体調の悪い乳飲み子を抱えて、夜間救急に受診した時のことです。
「野生ではね、こういう子は、自然淘汰されるんだよね。人の手を加えて、ただ、苦しむ時間を長くしただけ、っていう場合もあるよ」と、獣医師に言われました。
結局、その子は、腸重積で亡くなってしまいました。
悲しさの上に、その言葉が、私の心に重くのしかかってきて、その時は、何とも言えない気持ちでした。
もし、3匹が、今も家で暮らしていたとしたら、他の子達と、隔離しなくてはならず、たっぷりの愛情を与えてあげることができなかったでしょう。
その葛藤が、ずっと続いていたかもしれません。
でも今は、生きていてくれて良かった・・と、心から思っています。

たった1年だとしても、なつめちゃんは、Iさんと寝起きを共にし、兄妹達と一緒に幸せな楽しい時間を生きました。
あやめちゃんだって、そうです。
生まれて、生きて、良かったって、きっと思っているし、I さんがそうして下さいました。
誰かが、言っていました。
善く産まれ、善く生き、善く暮らし、善く死ぬ。
きっと、時間じゃないし、比較でもないんです。
個々の感性なのかもしれません。
が・・・しかし・・・
多頭崩壊とか、ブリ-タ-崩壊とか・・・アニマルホ-ダ-とか・・ボランティアの崩壊とか・・
いつまで繰り返すのでしょう。
白血病の子が蔓延する環境・・不幸な子達を作ってはいけないんだ・・・と、強く思います。
可哀想な子達を保護する活動も大切だと思いますが、それよりも、増やさないこと、不幸ないのちを作らないことが大切なのです。
白血病や病気の知識を広めつつ、猫の飼育の責任の意識改革をすること・・
多頭飼育を規制する法改正をすることが、何よりも大切だと思います。
マイクロチップを挿入し、犬同様に登録義務にすることも必要なことだと思います。
頭が良くない私には、どうしたら動物福祉の理念が日本に定着するのかわかりません。
多頭崩壊などの不幸な猫を減らすには、具体的に、何をすればよいのか、解りません。
でも・・根本的に何かを変えなければ・・しなければ・・何も変わらないことは解ります。
議員立法である動物愛護と管理の法律の改正は迫ってきているはずなのに、限られた所でしか話題になっていません
一般の人達には、全くと言っていい程、改正のことは勿論、動物愛護法ですら、知られていません。
悲しいほどに、話題になっていないどころか・・・改正自体、知られていない現実があります。
1人1人は力がなくても・・・1人1人の意識が変わっていけば・・・
100匹目の猿現象が起きるかもしれない・・・諦めたら、何も変わらないです。
どうしたら、いいのかを・・・皆で考えなければいけないと思います。
ラッキーなことに、今朝は予報が外れ、雨の降りだしが遅くて、みんな、濡れることなくお散歩に行けました。

どうしても、アンの近くを歩きたくないチワ君は、可能な限り、大きく反対側に離れようとします。
お転婆娘は、シニア組には手に余るようです。
アンとチワワくんに、玩具を頂きました。

いなさん、いつも気にかけていただいて、ありがとうございます。
早速、アンは銜えて走り回っていました。

猫たちも、玩具に興味津々だったのですが・・そこは欲張りアンさん、2つとも自分の近くに置いて見張っていました。
ところが、、、ボ-ルはコロコロと転がり、欲張りアンさんが、メロンパンの玩具に夢中になっている間に・・・

ボ-ルを手に入れたタラオくんでした。
いつも、猫に対して威張っているアンですが、ぐぅちゃんの猫パンチは、ちょっと苦手なようです。
目をパチクリ・・・動きも止まります。
最近のぐぅちゃんのお気に入りの場所は、元々は、アンのお気に入りの場所でもあります。
何時もなら、強引な入り方をして、そこに寝ている猫を追い出すのですが・・

ぐぅちゃんのことは、追い出すこともなく、狭いベットにソロリと入り、遠慮がちに寝ています。
彼女たちの間の関係性は、それなりにルールがあるようです。
こんなに元気そうにしているぐぅちゃんなのですが・・・
実際は、腎臓と難治性口内炎の治療が必要で、定期的に通院をしています。
腎臓の数値が、少しずつ、そして着実に悪化してているので、腎臓の機能をフォローするフ-ドをあげようとしてはいるのですが・・・・。
ぐぅちゃんは、それは嫌いなそうで、食べてくれないので・・・困ります。
かといって、何も食べなければそれも困るので、やむを得ず、好きなフ-ドを混ぜたりするのですが、見事に腎臓サポ-トだけは残してくれます。

病院で、別の腎臓ケア-の食事のサンプルを頂きました。
何か食べてくれれば・・と思ったのですが、案の定、どれも食べません。
外でのノラ生活が長かった、グゥちゃんは、今でこそ、こうして室内で暮らしていますが、ずっと飼い猫だった子とは違います。
自分から甘えてきたり、撫でられたりもできるし、抱っこはできるのですが・・・人の動きに、とても敏感です。
何とか、薬も飲ませられますが、ちょっと抱き方を失敗すると、大暴れです。
できるものなら、自宅で皮下点滴をしたいところなのですが・・・無理でした。
腎臓の数値は悪いので心配ですが、ぐぅちゃんの寿命は、神さましか分かりません。
ぐぅちゃんらしく、残された日々を、そこそこノンビリしつつ、苦しまないで生きて欲しいと願っています。
そして、残念な報告です。
預かっていただいている、あやめちゃんが白血病を発症してしまいました。

悪性リンパ腫との診断です。
昨年の10月7日、3匹をI さんのお宅にお預かり頂き、もうすぐ1年になります。
この6月30日に、姉妹のなつめちゃんが亡くなりました・・
まだ、悲しみも癒えていないというのに・・・。
お預かり頂いている Iさんには、心身共に、そうとうの負担をおかけしていて、心苦しく思っています。
FeLV・・・白血病って、本当に切ない病気です。
研究も進んでおらず、治療法さえ確立していません。
あやめちゃんは、腎臓に負担がかからず、副作用が少ない抗がん剤を始めてはいます。
ですが、ベ-スに白血病があってのリンパ腫なので、難しいところがあります。
出来るだけ、楽に暮らして行けるよう、先生と相談しながらの対症療法で、QOLを維持できればと思います。
あやめちゃんにとっては、楽しんで過ごすことが、一番のお薬です。
今、あやめちゃんが、一番傍にいて見守っていて欲しいのは、Iさんと元気くんです。
I さん、元気くん・・・どうぞ、よろしくお願い致します。
なつめちゃんとあやめちゃん、そして、元気君。
この子達は多頭崩壊現場からの保護っこでした。
この時の多頭飼育の現場から保護された数十匹の猫たちの半数がFeLVのキャリアでした。

乳飲み子で、80gしかなかったこの3匹・・・
何度か、もうだめか・・と、気をもんだりしながら、ミルクをあげていました。
なかなか、体重が増えないのは、なつめちゃんでした。
もしかしたら・・・
FeLVの母猫から生まれていたのなら、母子感染である確率がたかい。
もし、白血病だったとしたら・・そう長くは生きられない可能性も高い・・。
そんな時、いつも考えていました。
葛藤もありました。
長生きできない宿命を背負っている仔猫達だとしたら・・・
私が今していることは・・・この子の為になっているのだろうか・・と、何度も自問自答をしていました。

そんな事を考えながらも、生まれてきて、ただただ、一生懸命、小さな体で、生きようとしているこの子達をみて、当然、生かす努力しかできません。気が付くと、頑張れ・・と言いながら、一日に何回も、ミルクをシリンジで少しずつ飲ませていました。
そんな事を考えるようになったのは、ある獣医師の言葉でした。
一昨年、体調の悪い乳飲み子を抱えて、夜間救急に受診した時のことです。
「野生ではね、こういう子は、自然淘汰されるんだよね。人の手を加えて、ただ、苦しむ時間を長くしただけ、っていう場合もあるよ」と、獣医師に言われました。
結局、その子は、腸重積で亡くなってしまいました。
悲しさの上に、その言葉が、私の心に重くのしかかってきて、その時は、何とも言えない気持ちでした。
もし、3匹が、今も家で暮らしていたとしたら、他の子達と、隔離しなくてはならず、たっぷりの愛情を与えてあげることができなかったでしょう。
その葛藤が、ずっと続いていたかもしれません。
でも今は、生きていてくれて良かった・・と、心から思っています。

たった1年だとしても、なつめちゃんは、Iさんと寝起きを共にし、兄妹達と一緒に幸せな楽しい時間を生きました。
あやめちゃんだって、そうです。
生まれて、生きて、良かったって、きっと思っているし、I さんがそうして下さいました。
誰かが、言っていました。
善く産まれ、善く生き、善く暮らし、善く死ぬ。
きっと、時間じゃないし、比較でもないんです。
個々の感性なのかもしれません。
が・・・しかし・・・
多頭崩壊とか、ブリ-タ-崩壊とか・・・アニマルホ-ダ-とか・・ボランティアの崩壊とか・・
いつまで繰り返すのでしょう。
白血病の子が蔓延する環境・・不幸な子達を作ってはいけないんだ・・・と、強く思います。
可哀想な子達を保護する活動も大切だと思いますが、それよりも、増やさないこと、不幸ないのちを作らないことが大切なのです。
白血病や病気の知識を広めつつ、猫の飼育の責任の意識改革をすること・・
多頭飼育を規制する法改正をすることが、何よりも大切だと思います。
マイクロチップを挿入し、犬同様に登録義務にすることも必要なことだと思います。
頭が良くない私には、どうしたら動物福祉の理念が日本に定着するのかわかりません。
多頭崩壊などの不幸な猫を減らすには、具体的に、何をすればよいのか、解りません。
でも・・根本的に何かを変えなければ・・しなければ・・何も変わらないことは解ります。
議員立法である動物愛護と管理の法律の改正は迫ってきているはずなのに、限られた所でしか話題になっていません
一般の人達には、全くと言っていい程、改正のことは勿論、動物愛護法ですら、知られていません。
悲しいほどに、話題になっていないどころか・・・改正自体、知られていない現実があります。
1人1人は力がなくても・・・1人1人の意識が変わっていけば・・・
100匹目の猿現象が起きるかもしれない・・・諦めたら、何も変わらないです。
どうしたら、いいのかを・・・皆で考えなければいけないと思います。
| 犬&猫 | 23:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑