FC2ブログ

2020年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2020年07月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

ごんたくん・・そして、ホ-タンの体調

お蔭さまで、大ちゃんは、最近、とても調子が良さそうです。

点滴の間隔を開けていますが、食欲も落ちずに元気にしてくれているのは、嬉しいことです。
IMG_2188.jpg

大ちゃんは、以前、酷い前庭疾患になっ以来、もう1年以上、ずっと眼振がある状態です。
なので、大ちゃんの頭の中は、いつもグルグルと回っているようです。

頭は傾き、転び安いのですが、それでもピョンピョンと頑張って歩き、上手く適応して暮らし、ご飯も食べてくれています。

大ちゃんは、保護するまで、8年程を、あんな酷い環境下で我慢を強いられながら暮らしました。
そこの狭い汚いケージの中が、大ちゃんの世界のすべてでした。

その与えられた環境を受け入れるしか、生きる道はなかったわけで、選択肢などなく、ひたすら、今を生きていたのだと思います。

だからなのか、その生命力と、しなやかに現状を受け止め、受け流すたくましさは素晴らしいものがあり、学べきことも多くあります。
IMG_2165.jpg

大ちゃんって、本当にたくましい・・・悲しいほどに・・・つくづく、そう思います。

こうちゃんやモモコもそうでしたが、与えられた環境を、ただただ受け入れる姿は、不幸な過去を強いられて生きてきた子達の共通点かもしれません。

ゴンちゃんも、かなりの環境から保護したのですが、大ちゃん達とは、ちょっと違いそうです。
IMG_2221.jpg

ゴンタくん・・・
昨日の夕方、なんだか急に大はしゃぎをし、ちょっと前足をひねったみたいでした。
ちょっと痛かったようで、私の耳の鼓膜が破れそうな、物凄い大きな悲鳴をあげ続けました。
絶対に、骨折なんてするはずもなく、捻挫すらしていないような、前足の捻り方でした。

「ゴンちゃん、そんな痛かったら夜のお散歩行けないね。何処が痛いの?」
と、首辺りを摩ると・・・急に黙り、真顔になりました。

両前足を地面につけてみると・・全く痛みがなかったようで・・・「あれ?痛くない」
っていうような顔をして、また、何事もなかったように、ヘラヘラしながら跳ねまわり始めました。

IMG_0146_20200603153725ed4.jpg
本当に・・「大袈裟男」です。

そんなゴンタ君、新しい家族募集しています。
IMG_0771.jpg

http://form1.fc2.com/form/?id=854597
ご連絡、お待ちしています。



さて、1週間ほど前に、ボタンに会いに行ってきました。
とても元気そうでした。
IMG_2074.jpg

ボタンは、食器にご飯が少しでも残っている時に人が手を出そうとすると、食器を抱えて怒る癖は直っていません。

今でも、故意に食器にご飯を残し、トレ-ナ-さんを試すようなこともしているようです。

21627.jpg
何とも、小賢しくも気難しい、おばあちゃん柴犬のボタンです。

トレ-ナ-さんが、最近、重篤な状態のプ-チにかかりきりだった時、少し拗ねた様子もあったそうです。
家庭犬らしく、ひがむ、すねる、というしぐさが見られるようになったことは、嬉しい変化です。

IMG_2070.jpg
グラウンドでトレーナーさんが「散歩行くよ・・」というと、ハイテンションで、大はしゃぎでした。
また、今月末に行こうと考えています。



Kさんのお店にいるホ-タンは、毎日、皮下点滴のために通院しています。
処置の時に大暴れをする為、病院でしか皮下点滴が出来ません。

ホ-タンは、エイズのキャリアです。
発症してしまった今は、造血機能が改善しないため、血小板や白血球が極端に低くなっています。

23Gの細い針での皮下点滴をするのですが、その小さな針孔さえ、塞ぐこともできずに、感染を起こしてしまいました。
22100.jpg
普段は、37度台と低体温なのですが、一昨日は39度を軽く越して、元気がなくなってしまいました。

コンベニアの注射ですぐに解熱しましたが、皮下点滴でフォロ-は、毎日、必要そうです。
明日も、また受診です。

肛門の痔のようになってしまったところを気にして、舐めてしまうと、出血させてしまうので、可哀想ですが、エリザベスカラ-はつけっぱなしです。

ホ-タンも、今日は甘えてきたり、チュ-ルは自力で舐めたりしている様です。
撫でると、ゴロゴロと喉をならしてお腹を見せます。

食べようとしているということは、生きようとしていること、私は理解しています。

私達はホ-タンに対して、基本的に延命を望んではいません。
ですが、生きている、『今』という時間にはしっかり向き合いたいと思っています。



時折「どうせ、もうだめなんだから・・」とか、「もう、何をやっても無駄だから・・」と、さじを投げたような言い方をする獣医師さんや飼い主さんがいます。

死の、その瞬間まで生きようと頑張っている、そんな「いのち」を前に・・・それは、自分たちには言えない言葉です。


20年以上前に、ある動物病院の獣医師が、治療している時は凄く良かったのに、終末期になると、とても冷たかった・・
次に動物を飼ったら、もうあの動物病院には行かない・・と、何人かの患者さんたちが言っていたのを耳にしました。

「もう、やることはありません」と言われ、ただ、突き放されて、放り出されたような状況で、自宅に連れ帰り、何もしてやれず、ただ、傍にいてやるしかなかった。
とても心細く辛かったと・・。

その時は、何かが変だ・・・と感じ、それからもずっと、その言葉が心に残っていました。

IMG_2017.jpg

引っかかっていたこと、あの時感じた違和感が、何なのか、たくさんの人や動物たちと出会い、段々と解ってきました。
今は、何の違和感だったかの答えが出ています。


「生命力の消耗を最小限にするために生活の環境を整えて、患者の自然治癒力の発動を助ける事」を「看護の定義」としたのは、ナイチンゲ-ルです。

いのちは与えられたものであり、与えられた条件下で精いっぱい生きようと、身体は頑張っています。
私達にできることは、保温などの温度管理、栄養の維持、脱水の補正をしつつ、十分な休息が取れるようにお手伝いをすることだけです。

出来ることは、もうない・・なんて、無いんだと思うんです。

IMG_2209.jpg

確かに、考え方は人それぞれです。

そして、私達は・・・
何かできることはないか。
どうしたら、少しでも楽に過ごせるか・・・
を考えて、彼らに寄り添いたいと考えます。

生きようとしている子達の、足を引っ張らないこと・・・それには、常々、注意しているつもりです。
そして、そんな子達に、可能な限り、寄り添いたいと思っています。

大ちゃんが、大ちゃんらしく日々を過ごし、ホ-タンが、ホ-タンらしく生きていることに、付き合えていけたらいいなぁって、思います。

| 犬&猫 | 18:04 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |