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福島から来た海君。

今月9日、海君が逝きました。

福島の元の飼い主さんに、海君が亡くなった経緯を海君のお父さんより連絡したと聞きました。
少し遅くなってしましましたが、私達からも、ご報告させて頂きます。
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海君は、福島で被災し、保護されました。
その後、素敵な家族ができて、幸せに暮らしていました。

海君のお父さんが、何か変だと感じ、受診したそうです。
結果、肝臓・脾臓の癌でした。

可能性をかけ、輸血の準備もして手術を試みました。
開腹したところ、治療可能な状況ではないことが一目瞭然だったということです。
結局、何もせずに縫合したとの事でした。
輸血はしたそうです。
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ケンちゃんの血液を貰いました。

主治医から説明があり、安楽死も選択肢としてあることは、伝えられたそうです。
麻酔から覚めると、もちろん意識は戻るが、痛みも戻るということ、
また、1週間から10日ほどの余命かもしれないと、告げられたそうです。

海君のお父さんは、たとえ短くても、残された時間を海君と過ごすことを決断しました。
生きれる限り、海君が生きる限り、寄り添い、時間を共有して、一緒に過ごそうと決めたそうです。

内臓には触れていないとはいえ、開腹した傷も生々しい状態ではありましたが、海君はその日のうちに自宅に帰りました。

その日から、海君は、美味しい物をいっぱい食べました。
一緒に福島で保護されてきたレミタンママが、沢山の美味しそうなフードにお菓子、体に良いというお水をお見舞いに持ってきて下さっていました。
レミママと娘さんは、ほぼ毎日のように海君のところにお見舞いにきてくれたそうです。

夜は、お父さんかお母さんが、必ず海君の横で、添い寝をしたそうです。
そして、貧血があり身体が冷えやすい海君の為に、ヒーターやカイロ、フカフカの毛布が準備されていました。

海君は、手術後1か月も頑張りました。

最期の日は・・・。
明日から、お父さんのお仕事が忙しくなる日でした。

いつものように、トイレに出たいと自分で立ち、支えてもらいながら排泄をして部屋に戻ったそうです。
一緒に横になった夜中の1時頃。
横で添い寝していたお父さんのところに、数歩、歩いてきて、お腹の上に倒れるように乗ってきたそうです。
そして、海君は大きく伸びをして、直後、静かに息を引き取ったそうです。
大好きなお父さんのお腹の上で・・・。

P6140584.jpg
(一番好きな海君の写真をご家族より送っていただきました。)

海君は、とても素敵な家族に出会えました。
愛され、おもいっきり可愛がっていただきました。
すっかり甘ったれになって、幸せいっぱいでした。

あの大災害から、過酷な体験をし、保護され、頑張って生きてきました。
そして、素敵な家族に巡り合え、たくさんの愛情を注いでいただきました。
海君は、とっても幸せでした。

海君、あちらの世界で、マーブルちゃんに会ったかな・・。

海君、マーブルちゃんと一緒に福島から保護されて来た、レミタン。
レミタンの最近の写真です。
R0013491.jpg
アレルギーで茶色くなっていた毛も無くなり、見違えるほど、綺麗になりました。
すっかり、 美人ちゃんです。
そして、何より、元気に、幸せいっぱいに暮らしています。

レミレミ、マーブルちゃんと海君の分まで長生きしようね。







| | 22:25 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

いままでいろいろお世話になりました。

震災が起きて福島を必死に離れ、自分たちのことで手一杯だったのと、海をつれて逃げなかったこと、今でもあの日のことを後悔しています。もっと海と一緒に過ごしたかった。

震災後、海はもう生きてないものと諦めかけたとき、インターネットに間違いなく海の画像がのっていたのに驚きました。

ボランティアで福島に来てくれて、ワンダーランドさんにお世話になりみんなに可愛がっていただきました。福島まできていただいて海に会うこともできました。

変わらずの愛嬌で私たちも海に癒してもらいました。

その後私たちの勝手で一緒に暮らすことは諦めるしかなく苦渋の決断をして無理を言って里親に出しました。

新しい飼い主さんにまだお会いできてはないのですが、とても愛情を注いでいただいて私たちの分以上にかわいがって頂いたそうです。

きっと海も震災で寂しい思いや、不安な思いをしながら保護されるまでの日々を過ごしてきたのだと思います。でも保護されてから息を引き取るまでの間皆さんに愛されて可愛がられてとても幸せだったと私は思います。

海の癌の原因は震災前からだったのか、原発事故の影響でなったのかはわかりませんが、震災から1年8ヶ月の間、頑張って生きていてくれたこと海の出会った全ての人に感謝しています。

本当にありがとうございました。

| かよ | 2012/11/27 21:35 | URL |

かよさま

海君は、里親さまにとても大切に可愛がっていただきました。
そして最期のその時まで、精一杯、愛情を注いでいただきました。
みている私たちも、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

海君の幸せを一番に考えて「里親さまをさがす」という決断をした、海君の飼い主さんだったご両親も、さぞ辛かった事と思います。
ご両親に、宜しくお伝えくださいませ。
海君は、とても幸せでしたよ。
コメント、有難うございます。

| itabashinoinutati | 2012/11/28 19:21 | URL |















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