PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

可哀想な子達ではない・・・。

今年も、また、仔猫の時期がやって来ました。
ミルク飲み女の子達です。

昨日、やっと目が開いた2匹です。

newkone.jpg kiziko.jpg


こちらはまだ目が開いていない2匹。

tyakoneko.jpg  mikiko.jpg 
茶白ちゃんは、ミルクを吸う力が、若干、弱いので心配です。
今回の子達は、比較的全員、よく飲んでくれます。
みんな、元気に育ってくれますように・・・。


さて先日、朝の犬のお散歩で、数年前に良く歩いた散歩道を通りました。

tutuzi.jpg

その散歩道で、つつじの花をみて、とっても懐かしくなりました。
7年前の元旦、犬屋敷で産まれた女の子、アンズを思い出しました。

anzuchyan.jpg

当時、警察の協力により、犬屋敷の現地から5匹の子犬を保護しました。
「6匹産まれたが、1匹は死んでしまった」と、犬屋敷の主人は、私達、警察にも説明しました。

数日後・・・
突然「もう1匹、子犬要らない?」との電話があり、不信に思いつつ出向き、保護したのがアンズでした。

結局、1匹死んだと言うのは、嘘だったのです。

「3メ-トルの高さから落ち、ヒクヒク痙攣しているので、要らなくなった」そう言うのです。
残そうと隠していたけれど、怪我をして、猟にも繁殖にも使えないと思ったのでしょう。

アンズには可哀想でしたが、大怪我のお蔭で保護できました。

脳損傷の状態でした・・・歩くとすぐ、転び、四肢に麻痺、上を向くと頭が小刻みに震えてしまう。
右側に強い麻痺がありました。

幸い、治療が早く、後に日常生活に支障もなく過ごせるようになりました。


あれから、7年・・・。


あんずは、今、とっても幸せです。

7歳になった今も、後遺症もなく、里親さんのお宅で、元気に過ごしています。
アンズも、2階から落ちなかったら、今は、この世にいないかもしれません
猟に使われ、おそらく命を落としていた事でしょう・・・。

ohiruneanz.jpg
(日向ぼっこで、まったりお昼寝・・・)


何が幸いするか、解らないものです。


今まで、沢山の訳ありの犬猫に会う機会を得ることが出来ました。
これまで出逢った子達は、現状を受け入れ、精一杯、今一瞬を生きようとしていました。
動物の心はあくまでも無垢で、無邪気であり、人の心を最も癒すというのに・・・。

保護動物に関わると言うことは、様々な問題に巻き込まれることが多いというのは覚悟しています。
そして、話しを混乱させたりトラブルを引き起こすのは、人間の思い込みとかエゴとか不要なプライドといことも解りました。

人間関係が引き起こす、小さなつまらない問題は、時として大きなトラブルにも発展します。
そして、最悪なのは、幸せになって欲しいと思い、保護した動物達にも影響してしまう事です。



私は、保護動物に対して、「哀れな子」を救ってあげているつもりはありません。

また、里親募集の犬猫を 可哀想だから、貰って頂いているつもりもありません。



確かに、保護犬や猫達は、可哀想な生い立ちかもしれません。
過去に大変な、或いは、とても辛い体験を強いられた犬猫達かもしれません。

でも、「可哀想ないのち」なんかではありません。
過去が哀れであっても、悲惨な体験をしてきたとしても・・・「可哀想な子達」でもないのです。
卑下される、蔑まれる、哀れなどではありません。

これは、とても大きな意味合いを持ってる保護動物に対しての価値観なのかもしれません。
この価値観の相違も、トラブルの大きな原因となりえます。



哀れと思い、その哀れないのちを「貰ってやる」「もらってあげる」「救ってあげる」「助けてあげた」
そんな思いで差しのべられた手が、暖かいのは、きっと一瞬だと思います。


この子となら一緒にペットライフを楽しめそう。
お互いに癒しあい、支え合い、一緒に笑いあえる気がする。

この子を家族の一員に迎えさせてもらおう。
是非、この子との時間を楽しみたい。

そんな人との出会いを・・・私たちは待っています。
そして、そのきっかけのお手伝いしているだけです。


人の優しさに触れ「失いかけていた輝きを取り戻せる場を得る、保護動物たちのお手伝い・・・
それが、里親募集であり譲渡だと思うのです。

目の前にいる動物達が、今後幸せな生活を送ってくれれば・・と思い、縁を繋ぐお手伝いをしています。
でも、私一人の力では、なにもできません。
皆さんのご支援やご協力、知人、友人、家族に支えられてここまで何とか続けてきました。

時として、「保護団体なのだから・・・好きでやってるんだから・・・やるのが当たり前だろう」
等々・・・心が痛くなるような、理不尽な事も言われることも、多くあります。
そんな時は悲しくもなりますし、私を見上げる可愛い瞳を見て、切なくなったりもします。

私だけではなく、同じような事を言われ、辛い思いをしている知人も多くいます。

いのちか救われてよかったのは当然ですが・・・。
大切な事を見失って、人間関係のゴタゴタが心を窮屈にしたり、時間を費やしたりするのは残念です。


「この子と暮らすことが出来て良かった・・」
そんな言葉を聞くと、とても嬉しく思います。

そして、笑顔で暮らせる子が居るのが嬉しい。
ただ、それだけです。

「ひとつでも、多くのいのちを救いたい・・」
大切な事を見失ってはいけませんね。


また、保護される犬猫は、心や身体にハンデを背負った子も多くいます。
フィラリア症だったり、腫瘍があったり、アレルギ-があったり、流石に伝染病はないけれど、最悪、奇形だったりあるかもしれないのが保護する動物達です。

もし、様々な条件をもって、出逢いを探しているのであれば、ブリーダーより、仔犬を購入を考えた方が良いのかもしれません。例え、ブリ-ダ-で購入したとしても、完璧な子を購入できるとは限りませんが・・・。
ペットショップで購入するよりは、良いかもしれませんね。


保護動物と暮らす事って「可哀想な子を助けてあげた・・」のでななく、、
出逢った動物達と「どれだけの生活を楽しんで暮らしていけるか・・」だと、私は思います。






26年度・収支報告です。

(医療費)
こうちゃん  1.416.631-
あん       691.399-
たぁ       552.547-
猫        555.247-
他、保護犬   613.405- 

レボリュ-ション・フィラリア薬 30.169-
            
医療費合計 3.859.398-


  (物資.フ-ド・サプリ)

お預かりさん物資  67.204-
  
フ-ド.サプリ代    841.404-

食費・物資合計 908..608-

■支出金合計 4.768.006-




通帳への募金 1月~9月 545.200- 
      10月・11月・12月 1.325.407-

募金   314.000-
譲渡金 204.050-

O様より(アンへ)御寄附      500.000-
N様より(こうちゃんへ)御寄附  500.000-

■支援金合計 3.388.657-



                    ■26年度合計 -2.447.749-


                                         
※交通費(高速代、.ガソリン代)           計260.400-(実費)
※写真展費用 280.800- (御寄附200.000-)   計80.800-(実費)           

※こうちゃんの足長御寄附は、食欲減退時、フ-ドの他食品、Pochi食品の購入させて頂きました。
 (ささみフリ-ズ・2.300×53ケ=121.900-・ Pochiレトルト145.260)計267.160-




保護活動は、お金か手をかける覚悟が必要で、多くは両方かける必要があります。

動物達には、最低限の健康診断を行って、トライアル期間に入る前に、お見合いもし、納得の上トライアルに入ります。
保護犬は、性質や性格に合う合わないもあり、トライアル期間を設けます。
先住犬猫のいるお宅は、1ヶ月程のトライアルを設けます。

トライアル中に問題があれば、引き取ることになっていますが、問題が無ければ正式譲渡となります。

里親さまには、譲渡時、その子にかかった医療費の一部を負担して頂いております。
あまりに大変な時は、皆さまにご支援を呼びかけさせて頂き助けて頂き、ここまで来ました。

それでも保護費は、毎年、かなりの持ち出しになるのが現状です。
私達は、ぺットショップで営利目的に、売買している訳ではありません。
裕福で、余ったお金で保護活動をやっている訳でもありません。

毎月が、資金繰りとの戦いでもあります。
資金繰りが大変でも、必要な医療は、省くことはできません。
そして目の前に、助けを求めている動物達が居たら、手を出さざるを得ません。

もし、助けが必要な動物が目の前にいたら・・・
誰かが、助けるのしょう・・・・。

その気になれば、誰でも助けられる。
誰もが、助けることを選択できる。

誰かが助けるだろう・・・と思っている方達も多くいます
その誰かって・・・いったい誰なのでしょう?


| 未分類 | 14:59 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

こんばんは。
元気そうにしているあんずちゃんの近況を知ることができて嬉しいです!
武蔵もIさんに保護されて感謝していると思います。
今では酷い犬屋敷出身だったことが嘘のように、みんなにかわいがれ愛されている武蔵です。
これからもお辛い目に会うこともあるかと思いますが、遠くから応援しています。
私も武蔵もIさんには、とても感謝していますよ~♪

| 武蔵の母 | 2015/04/25 00:59 | URL |

武蔵ママさん

あんずちゃんは、元気そうです。
武蔵君も、すっかりお兄さんになりましたね。
ギャンの面影がないわ。。
むぅくん、あずちゃんとのジャカルタ生活を楽しそう・・。
優しい家族に囲まれて、2匹共幸せです。

いつも、気にかけてくださって、ありがとうございます。

| itabashinoinutati | 2015/04/30 18:47 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://itabasinoinutati.blog47.fc2.com/tb.php/630-2c8e8dec

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT