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3回目のオトスコ-プ

雨振りが続いていますが、柴ずの散歩の時間は、何とか雨も休んでくれています。
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なので、アンもお散歩に行けています♪

こちらは相変わらずの甘えん坊の弟分のジャイ。
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毎日、お兄ちゃんに引っ付いて甘えてます。


さて、金曜日は、チビコとぐぅちゃんの通院でした。

ぐぅちゃんは、前回、腎臓の負担を考え抗生剤の注射はしなかったそうですが、口の中の状態の悪化があり、やはりだめみたいです。
今日は、抗生剤も注射をしてきました。
腎臓の数値も悪いので、今日から、フォルテコールの内服開始です。
ぐぅちゃんは口が痛いこともあり、お薬を飲ませるのが簡単ではないので、ちと、大変です。

最近、ぐぅちゃんは、トンネルがお気に入りのようです。
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あれ?いないな…と思うとトンネルにいます(笑)


そして、チビコは、皮下点と再生因子の治療です。
膀胱炎は、だいぶ良くなってきたようですが、完治したかは、来週か再来週に培養検査に出さなければなりません。

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再生因子の治療は、母たちが、チビコの症状の酷さを見て可哀想と、寄付してくれました。
この際です・・甘えさせてもらい助かりました( ;∀;)



10日は、大ちゃんのオトスコープでした。
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1匹で車に乗ると、病院かと分かるのか、不安そうな顔をします。

今回も、麻酔に覚醒も良かったようで良かったです。
前回よりは耳垢は少なかったそうですが、量としては決して少なくはなかったようです。
ヘドロのようなものはあったそうですが、壁が崩れたような耳垢はなかったそうです。

真珠腫であるならば、厄介で手術もかなり困難だとのことです。
かといって、手術以外に、治療方法もないのが現状のようです。

内耳の後ろは脳です。
もし、炎症などで骨が溶けてしまえば、脳に影響し、いのちに関わる事態になります。
脳に行ってしまえば、打つ手はなくなります。

左耳は重症の中耳炎ですが、右耳は確定診断がついていません。
右耳は、MRIやCTをとらなければ確定は出きないそうですが、先日の耳垢の病理検査で、おそらく真珠腫であろうとのことです。
癌細胞などではなく、細胞性のものでも炎症所見も出ていないそうです。

今できることは、ハラハラしながら、定期的にオトスコープで綺麗にしていくことです。
毎月の長時間にわたる麻酔は、年齢を考えると大ちゃんに負担がかかると、先生も困っていました。

大学病院へ行って、MRIとCT頭部分の撮影は、それだけで15万は必要になるそうです。
高くてびっくり・・・出費が多すぎて、今の状況では、難しいです。

調べなければ、前には進めないのですが・・
何か解り、手術をするといってもかなり高いリスクがあるそうです。

脳に近すぎ、命がけでもあり、筋肉の奥深く、神経がいっぱい走っているところなので、後遺症の心配があります。
若くはない大ちゃんにとって、何が最善なのか、全く、判断がつきません。

先生もわからないようなのですが、今後のオトスコ-プでの耳掃除をするにあたっても、検査はしたいようではあります。
が、高額であることと、何か解ったとして治療方法があるとは限らないので強く勧めらない・・と言われました。

骨が溶けて脳に行くかもしれないと、ハラハラしながら暮らすのは、自分の性分には合いませんが・・・致し方ありません。
来月のオトスコープまで・・しばらく、考えてみます。


大ちゃんをお迎えに行くと、新しく入った女医さんから「こんなに大人しい柴犬は、始めてみました。とってもお利口さんで、何でもやらせてくれますし、じっと我慢してくれるんです」と、仰っていました。

その女医さんは大ちゃんの経緯を知らないので、大人しすぎて驚いたのでしょうね。
もし、子犬のころから人と暮らし、普通に成長していたら、今の大ちゃんはいないでしょう。
保護っこ達は、多かれ少なかれ、それぞれに辛い体験をしています。
幸不幸は比較するものでもなく、感じる感性の問題だと聞いたことがあります。

大ちゃんは、無表情で、全く尻尾も振りません。
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以前よりは、明るい顔つきになり、大分、感情も出すようになりました。

数年前、田柄のペットショップに関わったとき、悪臭漂う2階の真っ暗な部屋に置かれていた3つの汚いケージ。
排泄物もそのままで、鼻を衝き、目がいたくなるほどの悪臭の中、一つのケ-ジに、仁王立ちの大ちゃんがいました。

一昨年亡くなったフクちゃんも、もう一つのケ-ジに入っていました。
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フクちゃんは、そこに来る前は一般の家に飼育されていたので、感情もあり、人に甘えることも知っていました。

大ちゃんは幸か不幸か・・・子犬のころから、ずっと、そこにいました。
物心が付いたときには、すでにそこにいたのです。

それから8年以上・・・365日24時間・・・
大ちゃんにとって、その小さな部屋の汚いケージの中が世界であり、すべて でした。
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関わる人間は、そのペットショップの老夫婦だけです。

暴力はなかったし、食べ物は与えられていました。
しかし、直腸が肛門から飛び出している脱肛の状態でも、何もせずに放置されていました。
ケージから出されることもなく・・・暑くても寒くても、ただ、じっと耐えていました。

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「こいつは、病気だし、ずっとここに入れとけばいいんだよ」と、大ちゃんを手放そうとしなかった、その店のオヤジが放った言葉が忘れられません。

やっと保護出来た、その日、大ちゃんがケージから出ることを拒んだことを覚えています。
ケージから出るということが、よほど恐ろしかったのでしょう・・・

2階から下におろした時、太陽のまぶしさに目を細め、脱糞してしまいました。
そして、なんと・・あのケージのある2階に、戻ろうとしたのです。

あの時の大ちゃんを思い出すと、今も、切なくなり、胸が痛くなります。

家に来てからは、外の空気に触れること、何回か家の前に出して排泄させることがから始めました。
そして、3メ-トル歩き、その倍歩き、1年過ぎたころには、家のすぐ下の遊歩道を往復できるようになりました。

はじめての雨が降っていた日・・・
大ちゃんは、真ん丸い眼をして、暫く上を眺めていました。
8年間で、はじめての雨に、何を感じたのでしょう。。

それから、大ちゃんは、与えられること一つ一つに向き合いました。

というか、犬屋敷にいた、こうちゃん達のように、抵抗するという選択肢を大ちゃんも、持っていませんでした。
大ちゃんは、逃げるという選択肢さえなかったのです。

こうちゃんも、皆にいい子ねぇ・・大人しいわねぇ・・って、よく言われていました。

きっと・・・
大ちゃんもこうちゃんも、不幸せとは感じたことはないと思うのです。
与えられた環境で、精いっぱい生きているだけなんです。

大ちゃんは人とのかかわり方も理解し、言葉も理解して・・これからというときに、難聴になってしまいました。

アレルギーからくる慢性中耳炎は保護したときからのものです。
若いときからちゃんと治療していたら、こうはなっていなかったはずです。

年を重ね、最近は足腰も弱くなってきました。
13歳くらいかと思うのですが、正確ではありません。

今、耳は、全く聞こえていません。

たぁくんも大ちゃんも、CT検査をしなくてはならないのですが、現状は無理です。
せめて、毎月のオトスコープだけはできるよう、頑張らなくては・・・。


大ちゃんのような保護っこがいなくなるような、規制の厳しい「動物愛護と管理の法律」になり、国民全体の意識が高くなることを願います。

| 未分類 | 11:07 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

大ちゃん

レスキュー前の大ちゃんの酷すぎる状況に怒りがこみ上げ、涙が止まりませんでした。ペットショップから犬を飼うとは、こういう事だと万人に知ってほしいです。
大ちゃんには、優しい声の音は聞こえないけれど、大ちゃんに向けられる優しい目、暖かい手で撫でてくれる温もりを存分に感じて欲しいと願うばかりです。
いつもながら、I様の活動に尊敬、そして羨ましく思います。

| Mochiko | 2017/10/17 21:48 | URL |

Mochikoさま

御返事が遅くなりまして、大変、失礼いたしました。

言葉をたくさん覚えてきた矢先に、大ちゃんの耳が聞こえなくなってしまって、ちょっと寂しいです。でも毎日、明るくぴょんぴょんと跳ねて、楽しそうに暮らしてくれている姿に、救われる思いです。

本当に・・ペットショップでの生体販売は、なくなって欲しいですね。
ペットショップで売られている可愛い子猫子犬たちの親たち姿が、どんなに悲惨なものかを知らない人が多いです。
ガラスケースの中に「いのち」が陳列され、売買されていることが当たり前になっていることに、おかしさを感じない日本人が多いことに疑問を感じます。
道路交通法のように、動愛法にも、もっと罰則規定が欲しいものです。

いつも応援して下さって、ありがとうございます。

| itabashinoinutati | 2017/11/02 01:22 | URL |















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